多くの市民が親しみを感じつつ、防災意識を高められるような取り組みを!
2023.6.30
令和5年6月議会では、地域防災力の向上について質問しました。
多くの市民が親しみを感じつつ、防災意識を高められるような取り組みを!
市川市では、小学校ごとに、小学校区防災拠点協議会を立ち上げる形で地域が主体となる防災活動に取り組んでいます。
各小学校では、小学校区防災拠点協議会が中心となり、防災訓練等で、防災意識を高めているところですが、小学校区防災拠点協議会の中心となる自治会関係者は、高齢化、固定化し、自治会加入率も低調なことから、全ての人を巻き込んでというわけにはいかない状況です。
このような方向とは別の、NPOや民間事業者等が主体となり、防災に必要な知識を子どもと親が一緒に体験、体感できる取り組みを進められないか質問したところ、「楽しく学べる」ような形で、子ども達を介して、親を啓発できるような視点を持ちたいとの答弁を得ました。
そこで、大洲や広尾の防災公園で、体験型の防災フェアを開催することを提案しました。この体験には防災公園としての、避難所を想定してすでに備わっている機能、例えばマンホールトイレやベンチかまどなどの機能を実際に使ってみる体験も組み入れるようお願いしました。
さらに市役所第1庁舎を使って、体験型の防災フェアを実施することも提案しました。ファンクションルーム、一階の大型ビジョン、2階のスペース等を使って、来庁者はもちろん、市役所の職員も交代で体験できたら話題性に富んだ催しになりますし、市としての大きなアピールにもなると思います。
垣根を低くして、多くの方に防災減災を学んでもらい、少しでも自助共助の意識を持つきっかけにする。このような形で防災意識を高めることが必要に思います。