学級増となった場合の、適切な環境整備を!(令和5年2月議会にて
2023.3.20
学校では児童生徒数に合わせて学級編成をしています。
学級増となるのは一般的には児童生徒数が増加した時ですが、ここ数年は、国の施策の変更により小学校において段階的に35人学級を実施しており、これに伴う学級増が続くことになります。学級増となれば、当然増えた分普通教室が必要になります。
現在の普通教室の物的な環境は、黒板とチョークと教卓があれば何とかなっていた、私が子どものころとは全く違い、ICTの環境等、国の提唱する通りに整備するとかなりの予算が必要になります。また、人的な環境としては、教師不足が心配される中、担任の先生が確実に配置されるのか心配なところです。
そこで、学級増に伴う人的、物的な環境整備について伺いました。
令和5年度当初に見込まれる学級増は市全体で15クラスであること。人的環境としては、児童生徒数を適切に把握し、県教委と連絡をとりつつ、確実に必要数の教員を配置すること。物的環境としては、今ある物の配置換えをして支障がないようにする。それでも足りないものは速やかに対応していくとのこと。そして一番費用が掛かるICT関連では、無線アクセスポイントや大型提示装置をすでに学級増を見込んで設置しているとのことでした。今後も、児童生徒に不利益、不均衡が生じないよう注視して参ります。