教員の働き方改革の一環として、教員の業務を減らすという観点から、市立学校のプール清掃については、市の予算で民間事業者に委託するよう要望してきました。ところが、令和5年度のプール清掃にあたり、ＰＴＡの予算で業務委託を行ったことについての相談が、複数の学校関係者や保護者から寄せられました。

本来、このような業務委託にＰＴＡの予算を充てることは適切ではありません。学校の設備や、設備の維持等は、市の予算で行うべきと考えます。

そこで、9月議会では市の見解を伺いました。

答弁では、令和５年度にＰＴＡの予算を充て、プール清掃を業務委託した市立学校は数校あり、学校とＰＴＡが話し合い、やむを得ない対応になったものと認識している。しかしながら、ＰＴＡの予算を充てることは適切ではないため、今後このようなことがないよう各学校への周知徹底を図っていく。また、プール清掃の業務委託を含め、教職員の働き方改革につながる業務負担の軽減に努めることを全市的に推進していきたいとのことでした。

次年度の当初予算には、何らかの形で、必要な学校には、プール清掃を業者に委託できるような予算が配当されることを強く要望しました。