初当選から一年。改めて皆様のご支援に感謝申し上げます。

2020.4.24

2019年4月21日。ちょうど一年前。沢山の皆様に御支持いただき、市川市議会議員に当選することができました。

あれから一年を経た今。改めて皆様のご支援ご協力に感謝申し上げるとともに、さらに気を引き締めて2年目の議員活動に邁進したいと思っております。

さてこの一年。市川市のさらなる発展のために、特に「教育」「スポーツ」「福祉」の面を中心に市川市に働きかけて参りました。働きかける際には、ついつい子どもの目線になってしまい、子どもの思いを前面に出した訴えになってしまったこともありましたが、これも私の持ち味の一つとして捉え、今後も「子どもたちのために、今できることを」常に考えていこうと思います。

一年の議会を振り返ってみますと、令和元年6月議会では一般質問にて3点を取り上げました。

1:「通学路の安心安全の観点から交差点の車止めの設置について」
2:「児童虐待防止推進のための、学校と児童相談所等の関連機関との連携強化について」
3:「中国分スポーツ広場閉鎖に伴う代替措置について」

12月議会では所属会派「創生市川」の代表質問の補足質問にて、市川市の教育行政とスポーツ施策から計6点について質問しました。

1:「義務教育学校設置の現状と今後の展望について」
2:「公共施設個別計画による学校給食センター設置について」
3:「教育のICT化に向けた環境整備の現状と今後の計画について」
4:「放課後保育クラブ・ビーイング・学びクラブ・放課後子ども教室の今後の展望について」
5:「市川市のスポーツの現状と課題について」
6:「市川市施政方針のスポーツに関する施策の進捗状況について」

令和2年2月議会では、一般質問にて「公共施設等総合管理計画」と「子どもの体力向上」から下記のような内容で計5点を質問する予定でしたが、3月9日(月)に取り下げました。

1:「公共施設等総合管理計画の前提条件と現状の乖離について」
2:「公共施設等総合管理計画の学校の評価指標について」
3:「個別計画にある学校の建て替えの考え方と進め方について」
4:「子どもの体力向上を目指した学校の取り組みと現状、及び今後について」
5:「学校外で子どもがスポーツをする場や機会の現状と取り組み、及び今後について」

なぜ取り下げたかと申しますと、これ以上市川市行政の中枢の方たちを議会に縛り付けるべきではないと思ったからです。

どういうことかと申しますと、市川市は、2月25日(火)に市内で新型コロナウイルス感染者が確認され多数の濃厚接触が考えられる事態となったことから、2月28日(金)から急遽、公立幼小中学校を休校とする感染拡大防止策をとりました。議会は2月28日から代表質問に入りましたが、新型コロナウイルスへの対応と議会のへの対応で行政の皆さんの疲弊が、日に日に増していくのが見てとれました。特に、休校措置の最前線にいる教育委員会の疲弊は目に余るものがありました。

このまま議会を続けてよいのだろうか?近隣他市では一般質問を取りやめる議会もでてきているではないか。まして国に先駆けて休校措置をしている市なのに?そもそも議場に集まることは大丈夫なのかとの思いが沸々と湧いてきました。

3月9日の週になり、今回の私の質問は次の機会に回そうと決め、一般質問の取り下げを決断した次第です。その後、市川市議会は一般質問をすべて取りやめることとなり、議会は3月11日に閉会しました。

議員が質問を取り下げるのは、市民の皆様の代弁者としての責任の放棄だとのご批判も頂戴しましたが、あの場面での私の最善の策は、教育委員会の持てる力を、市議会ではなくコロナ対策として急遽休校となり児童生徒や保護者への対応を苦慮している現場に向けさせることでした。今でもあの決断は正しかったと思っています。

議員として2年目を迎える今年は、この新型コロナウイルスとの戦いの年となってしまいました。皆様の不安や困惑を少しでも和らげられるように、市川市行政とともに対策を講じ、皆様とともにこの禍を乗り越えていこうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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